重い物を持って腰を痛めた

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重い物を持って腰を痛めた

2019/09/18

重い物を持って腰が痛い

痛くて歩けない

重い物を持って腰を痛めてしまい、歩くのも痛いという患者様から連絡をいただいたので、往診に行ってきました。

身体を診させていただくと、骨盤がかなり歪んでいて上半身も前に倒れていてかなり辛そうでした。

この患者様は5月頃に今回の様に腰を痛めたので治療し、その後は良くなって痛みも無く過ごせていたそうですが、この日に、重い物を持つと腰に痛みが走り歩くのも痛くなったそうです。

前回の時もそうですが、腰周りだけでなく、今回も上半身、肩周りもけっこうガチガチになっていました。この数か月で疲れがたまってきてそれが重い物を持ったので、体がこらえきれなくなって爆発して痛みが出てきたのでしょう。

治療の前に検査で動いてもらった時は、体を反らすと痛みが出ていました。これは、お腹の奥の方の筋肉、大腰筋や腸骨筋が固くなって体を前に引っ張っている為と、首の筋肉が固くなっているために反らせなくなっているのです。

次に、治療をするために体勢を動かしてもらうと、捻る動作の時に痛みが出るということです。

この動作は、広背筋や腹斜筋がガチガチで動きに制限をかけているからですね。それらを緩めると捻る時の痛みも無くなり、股関節の屈曲も無くなって体が伸びて、歩く時の痛みの無くなりました。

こう見るだけでも、腰痛は腰だけが原因では無いですね。