高槻　腰部痛

長年座っての作業をしていたせいか、腰を反らすと痛くて真っ直ぐに伸ばせないという患者様。

痛い場所が肋骨の一番下の辺りから、骨盤にかけての所謂腰全体のあたりだそうです。

前屈は特に痛みはないけど、体を反らす動作をすると痛みが出てくるそうです。

これは、長年座って作業をされてたので、お腹の筋肉が固くなって体を反らす動作に抵抗を加えてしまって、それを無理に体を反らそうとすると腰の筋肉が頑張って緊張が高くなってしまい、腰の筋肉が固くなって痛みが出ているのですね。

そこで、腰をいくら頑張って揉んでも柔らかくならず、いつまで経っても痛みは変わりません。

この場合はお腹の筋肉、大腰筋や腸骨筋をしっかり緩めることが重要です。

この患者様のお腹を触診していくと、かなり固くなっているのが分かり、手を軽く押し込んでいくだけで固さの為に痛みが出ていました。

しっかり緩めると、体を反らしても痛みは出なくなり、腰も軽くなったと喜んで頂けました。

腰痛というと、お尻の筋肉やハムストリングスの短縮を思い浮かべますが、実はお腹の筋肉がけっこう影響を及ぼしている事が多いのです。